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9.112024
羽毛ふとんのダウン率、かさ高性(ダウンパワー)、清浄度について
今回は難しいお話しです
と言ってもお仕事などでJISやISOなどの規格を扱っていればわかると思いますので
お付き合い下さい
羽毛ふとんの
- ダウン率
- かさ高性
- 清浄度
というのは日本産業規格いわゆるJISで測定方法が決められております
JIS-L-1903 羽毛試験方法
羽毛ふとんのダウン率やかさ高性、清浄度がどのように測られてるか
詳しく知りたい方は読み込んで下さい
もしくはご来店やお問い合わせでご質問して頂ければお答えします
JISやISOなどの規格類を扱っている方なら分かると思いますが
規格というのはその製品を使う人が一般的に考える品質を測るものではありません
そのため規格ではJISQ9001やISO9001などのように品質について別項目を設けているのです
がこのJISQ9001やISO9001もマネジメントという言葉に飲み込まれそうですが
それがどうなるかはさておき
今回は羽毛ふとんの
- ダウン率
- かさ高性
- 清浄度
についてです
先ほども書きましたが
規格というのはその製品を使う人が一般的に考える品質を測るものではありません
にもかかわらず
羽毛ふとんは規格で規定されている
ダウン率、かさ高性、清浄度
で羽毛の品質を説明している商品がほとんどです
その商品の品質を説明するというのは
最低でも
- 規格で測った数字が組み合わさるとどうなるの?
- 規格で測った数字の中身のこと
- 規格で測った数字が寝心地とどう関係あるのか無いのか
というのを説明しないとその商品の品質を説明している事にはならないのです
じゃぁどうやって羽毛ふとんを選べばいいの?という事ですが
以下の記事を参考にして羽毛ふとんを選んで頂ければ幸いです
羽毛ふとん選びのコツ ~ダウン〇〇%で選ばない~ | アガタふとん店
羽毛ふとんのダウン〇〇%フェザー〇〇%というのは
使用されている羽毛の品質のことを言っているのでは無いというのをご存知ですか?
と言っても多くの方がダウン〇〇%で選んでいると思います
実はこのダウン〇〇%というのは品質のことでは無いのです
“https://aichi-agata-futon-ten.com/%e7%be%bd%e6%af%9b%e3%81%b5%e3%81%a8%e3%82%93%e3%81%ae%e9%81%b8%e3%81%b3%e6%96%b9%e3%80%80%ef%bd%9e%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%80%87%e3%80%87%ef%bc%85%e3%81%a7%e9%81%b8%e3%81%b0%e3%81%aa%e3%81%84/
羽毛ふとん選びのコツ ~ダウンの品質について~ | アガタふとん店
今回は羽毛ふとんの中に入っているダウンの品質について詳しく書いていきます、ダウンというのは
水分や湿気を吸うと縮まり乾燥すればふっくらする
という特徴をもっていますこの性質を利用して鳥さんたちは保温や湿度調整しているのです
すごいですね鳥さんたち
この性質を人間が利用してふとんにしたのが羽毛ふとんです
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羽毛ふとん選びのコツ ~ポリエステル生地の羽毛ふとんを使うとどうなるのか~ | アガタふとん店
羽毛ふとんで使用されているポリエステル生地は
スポーツウェアとは違い生地の織り込みを中に入っている羽毛が出てこないように
高密度にしております
そのため湿気を通さず綿と比べると温度も外には伝えません
そこで何が起こるかというと羽毛ふとんと敷き寝具の間が高温多湿になります
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寝心地とは | アガタふとん店
寝心地で一番重要なのは
「掛ふとんと敷ふとんの間の温度と湿度」
です。えっ寝具といえばクッション性や肌触りじゃないの?
と疑問を持つ方が多くいますが実は違います。
ではなぜこの
「掛ふとんと敷ふとんの間の温度と湿度」
が大切かというと
例えば起きているとき
すごく良いクッション性で肌触りが良い椅子に座っているとします。
でもその部屋の温度と湿度が良くない状態、つまり
温度が高すぎたり低すぎたり、湿度が高すぎたり低すぎたり
した場合にすごく不快に感じると思います。
例えば
夏の場合だと気温が高く湿度が高いと不快に思います。
冬の場合は気温が低く湿度が低いと不快になると思います。
“https://aichi-agata-futon-ten.com/%e5%af%9d%e5%bf%83%e5%9c%b0%e3%81%a8%e3%81%af-2/”
羽毛ふとんをご購入の際は是非当店までご来店下さい
また相談だけでも大丈夫ですのでご気軽にご相談下さい
というかJISって日本工業規格からいつの間にやら日本産業規格と名称が変わったんですね…
時代の流れを感じます…